ブログ主のクラスに一名フィリピン人の男の子がいるのですが、面白くていいヤツなんだけど病的な嘘つきです。

彼が今までついた嘘はこんな感じです。
・ フィリピンでバンドのボーカルをやっていてレコード会社と契約してCDも出した→ただの学祭バンドでようつべの再生回数はせいぜい300回
・自分が留学することになったのでバンドを抜けたがそのバンドは今メジャーになっている→バンド名検索しても何も出てこない・・・
・友達のバンドに曲を売ってお金をもらっていた→明らかにそこまでの才能はない
・バンドが有名で女の子と外を歩くだけでネットで噂になった→明らかに(略)
・この曲は自分が作った→歌詞で検索したら大昔のフィリピンの有名バンドの曲じゃねーか
・この曲は自分が歌ってる→どう見ても声が別人

後は嘘かどうかまではわからないけどアヤシイ情報もたくさんあります。「フィリピン大統領が近所に住んでる」「父がフィリピンでモールを経営してる」「フィリピンでスポーツカーを運転していた」「父が元サッカー選手」などなど・・・。

調べてみると嘘をつくのはフィリピン人の特性みたいです。
嘘をつくこと自体に対してはいいとも悪いとも思いません。
フィリピンでは嘘が社会システムの一部として機能してるのでしょう。
ただ、いろいろとかっこいいことを言っいたのが全て虚飾だとわかったときのかっこ悪さ、惨めさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
そこまでして自分を大きく見せないと自分を保てないのかもしれないと思うと最初は可哀想でもあったのですが、曇りのない目で嘘を重ねていく彼を見てると人間以外の何か矮小な存在を見ているようで正直気持ち悪くなってきました。

とはいってもいいクラスメイトであることには変わりないので、
受け入れるところは受け入れて楽しい時間を共有できたらいいなと思っています。

追記
フィリピン人の友達についてボロクソに書きましたが、
何事にもテキトウなだけで根は誠実で気遣い屋な人だなと最近は思っています。
ボロクソに書いた理由の一つが、とあることで彼が嘘をついてメキシコ人の親友を裏切ったと思っていたからなのですが、
よくよく調べてみると本当に嘘をついていたのはメキシコ人で、フィリピン人はそのことに関しては正直でした。
仲間割れしてしまったのもメキシコ人のクズ度からいったら仕方がない流れでした。
考えてみたら彼が嘘をつくのは自分をちょっと大きく見せたいときだけで他人に関することは嘘をつかないんですね。友情にも厚くいろんな人に頼られています。
というわけで懺悔も込めて訂正しておきます。
やっぱりフィリピン人いいヤツ。